Pythonで乱数を生成する方法には大きくわけて2つあります。
標準モジュールのrandomかNumpyのrandomの関数を使う方法です。
今回は、それぞれの関数の紹介をしていきます。
目次
関数一覧
標準モジュールrandom
関数 | 説明 |
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seed(x) | xを用いて乱数の初期化を行う |
random() | [0.0,1.0]の一様ランダムな浮動小数点型の数を返す |
randint(i, j) | 整数i,j(i≦j)に対してi≦k≦jの一様ランダムな整数kを返す |
shuffle(L) | リストLの順序をランダムに混ぜる |
choice(L) | リストLからランダムに1つの要素を選択する |
Numpy random
関数 | 説明 |
---|---|
seed(x) | xを用いて乱数の初期化を行う |
uniform | 一様乱数を返す |
randint | 整数の一様乱数 |
randn | 平均0分散1の正規分布(標準正規分布)に従う乱数 |
standard_normal | 標準正規分布(引数にタプルを指定できる)に従う乱数 |
normal | 正規分布に従う乱数 |
beta | ベータ分布に従う乱数 |
binomial | 2項分布に従う乱数 |
poisson | Poisson分布に従う乱数 |
permutation | ランダムな順列 |
multivariate_normal | 多次元正規分布 |
choice | 1次元配列からのランダムサンプリング |