リード文が大事らしいというのはわかっていざ書いてみようと思ったけど、
リード文に何書けばいいのかわからない…。
この記事では、そんな悩みを解決します。
- リード文が果たす役割
- リード文で押さえておきたい要素
リード文にはポイントを押さえておくことでリード文をスムーズに書くことができるようになります。
リード文が果たす役割

リード文には三つの効果があると考えられます。それらについてお伝えします。
- 読者のモチベーションを上げて、本文へと読み進めてもらえる
- 読者の理解度が上がるので、コンテンツの満足度が高まる
- 滞在時間が伸びるので、SEO効果が間接的に狙える
読者のモチベーションを上げて、本文へと読み進めてもらえる
適切なリード文を書くことによって、記事に対する期待値を上げることができます。
Webにおいては基本的に似たような情報は簡単に探すことができますよね。
つまり、読者はこのまま読み進めるべきかどうかを考えながら訪れていることになります。
なので、コンテンツを用意する側としては読者に対して、
リード文を用意することで本文まで読み進めてくれる確率を上げていく必要があります。
読者の理解度が上がるので、コンテンツの満足度が高まる
リード文では記事の内容を端的に書いてあげることになります。
先に伝えたいことの大きな枠組みを伝えてあげることによって、
理解を促すことができるということをアメリカの心理学者であるオーズベルが先行オーガナイザーとして提唱しています。
リード文が先行オーガナイザーの役割を果たしてくれることによって、本文の理解度もあがるので満足してくれます。
そして、いい記事だと思われたらシェアしてもらえる可能性も広がってくるというわけです。
滞在時間が伸びるので、SEO効果が間接的に狙える
リード文がなければ、全体像をつかみづらいので途中で読むのを諦めてしまう可能性があります。
しかし、リード文の効果で最後まで読み進めてくれることができれば、
必然的にそのコンテンツに滞在する時間も増えていきます。
Googleでは直接的には検索順位に滞在時間の情報は反映していないという声明を2016年にはだしていますが、
技術の進歩で現在どうなっているかはわかりません。
ただ、すぐに離脱されてしまうページよりも、
じっくりと読まれているページのほうが価値として高いはずだと考えても不自然ではないです。
リード文に必要な要素

リード文の効果をいかんなく発揮するには、次の三つの要素をおさえておきましょう。
- 悩みの文章化
- 記事の概略
- 文章を読んだ後の未来
悩みの文章化
人は漠然と頭の中に悩みを抱えている状態で、悩みの解決策を探しています。
その状態だと自分に必要な情報というのが、意外とわかっていないものです。
なので、まずは文章として悩みを目で見れる状態にしてあげることによって、
悩みを改めて再認識かつ輪郭をはっきりさせてあげましょう。
また、悩みを文章化してあげることによって、この人は悩んでくれていることがわかってくれているなと感じるので、
共感を得ることにもつながります。
記事の概略
記事の概略を書くことはリード文の効果でも記載しましたが、
先行オーガナイザーの役割を果たしてくれるので、リード文の中で書いておきましょう。
目次もあるのにダブった情報にならないだろうかと不安になるかと思いますが、
本でも目次は全然読まずにそのまま文章から読んでしまう人もいるので、その心配はありません。
ただ、目次では小見出しまで表記することが多いので、情報量がおおくなります。
リード文の中身では大見出しレベルでとどめておく方がベターです。
文章を読んだ後の未来
悩みを抱えている状態では、悩みさえ取り除けばハッピーな気分になれるとおもっている状態にいます。
しかし、その時によくあるのが、そもそもなんで悩んでたんだっけ?なんで解決したいと思ったんだっけ?というのがあいまいな状態にいます。
文章を書くときは何かしらの解決策を提示しているはずなので、それが解決した後はどんな未来が待っているかを書いてあげることによって、やっぱりこのコンテンツは自分にとって読む必要があるものなんだと考えてくれるようになります。
まとめ

リード文で押さえておくべきは三つだけです。
100個もあるわけではないので、しっかりとおさえることによって、スムーズにリード文を書くことができるはずです。
読者にとって役に立つ情報だったとしても、読んでもらえなければもったいないので、リード文もこだわっていきましょう。