シンボルグラウンディング問題

人工知能

シンボルグラウンディング問題とは、記号システム内のシンボルがどのようにして実世界の意味と結び付けられるかという問題です。
記号接地問題とも言い、ハルナッドによって1990年に命名されました。

シマウマを例に

シマウマを例にとって説明します。
人間はシマウマというものを知らなくても、シマとウマという知識からシマウマを想像することができます。
これは、人間がシマとウマの意味を分かっていて、馬というものに、シマという概念を載せるという思考を自然に行えるからにほかなりません。
しかし、人間ではないコンピュータの場合、シマとウマを言葉として知っていたとしても、言葉とその意味を結びつけることは難しいという問題です。

架空の動物を例に

シマウマは知っていると、わかりにくいかもしれないので、架空の動物でもやってみましょう。
ラクダは知っている人が多いかと思います。
フタコブラクダと聞いたら、人間の場合はこぶが二つあるラクダなのだろうと推測もしくは知っているかと思います。
ミツコブラクダと聞いたら、いるかどうかはわからないですが、想像はできたかと思います。
この文字情報から、あるものを推定するというのがコンピュータにはとても難しいのです。
先に現実世界に存在するものを教育してあげなければいけないというのがシンボルグラウンディング問題です。

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